弊社の施工

  • 2019.05.21 Tuesday
  • 14:33

全国同業者の石屋さんから施工についてお問合せ頂きましたので弊社で普段から施工に使用しているアイテム紹介を致します。

 

お墓は古くからセメントを使用して施工されていました。

歴史としては50年から60年前にはモルタルを使用して造られていたと思います。

調べたところ日本で最古の鉄筋コンクリート構造物は100年前らしいです。

 

何度もお伝えしていますが、モルタルと御影石は相性が悪いです。

何故なら御影石はブロックと違い極めて吸水率が低い為、御影石がモルタルの水分を吸い上げ張り付くことはありません。

 

これは私の見解ですが・・

モルタルと御影石が張り付く原理としましては、モルタルの水分が御影石の表面に覆われモルタルと御影石接合部が一時的に

真空状態となり固まることにより張り付くモノだと考えています。

 

極端に水分を減らしモルタルがバサバサの状態では張り付きませんよね

でも石は比重が重い為、石の下場についてはバサモルでないと施工性が悪いんですよね…

極論 セメントと御影石は相性が悪いって話になりますが

 

そこで近年では樹脂系接着剤を使用することが主流となりました。

その接着剤も万能だとは思っていません。

 

そこで本題ですが樹脂系接着剤での施工について

樹脂系接着剤は外用(耐水用)を使用しています。

耐水用と表記して販売しているボンドは弊社で使用しているボンドメーカーのみです。

耐水用となっていても基本的に樹脂系ボンドは湿気や水は天敵です!!

 

石の設置について高さ合わせや垂直の合わせなど微調整するのに使用する道具も業者さんによりさまざまです。

現在最も使用率が高いものは鉛です!! 70%以上の石屋さんは鉛で施工されています。

 

一番人気は丸鉛ですね。(値段が安くずば抜けて施工性がいいからです)

6mm玉、8mm玉、9mm玉、10mm玉と種類があります。

 

その次に平鉛ですね、これは丸鉛に比べ異常に値段が高い為あまり使われていません。

下請けさんで平鉛を使い施工する方は見たことありません。因みに1mm、3mmがあります。

 

そしてセメントの粉を四隅に入れて施工する方法も稀にいます。

これは論外です!!昭和の施工ですね今は令和になりました。

 

ゴムパッキンも最近では使用されています。

1mm、3mm、5mmなどあります。

アイテムとしては非常に理にかなっていると思いますが(施工性が悪いです)

 

弊社でもケースバイケースで丸鉛、平鉛にゴムパッキンなど使用しています。

ただ全てに問題があります。

 

私のブログは全ての石屋さんに対して否定的になってしまいますが一番人気の丸鉛は各部材を積み上げていく施工には使えません。

例えば石塔を建てるのに丸鉛を使用するなど、これは石の比重と重力による外力に鉛が耐えられないからです。

 

まだ平鉛のほうが潰れにくいですが、地震の揺れで部材が揺れれば鉛は都度潰れてしまいます。

コーキングボンドのみで施工されている業者さんでは絶対に使ってはいけないアイテムですね。

また樹脂系ボンドも弾性タイプが主流となっていますので要注意です。

 

ではゴムパッキンや鉛に耐荷重表記はあるでしょうか?

答えは「ないです!!」そもそもゴムや鉛など必要以上の荷重に耐えられる物質ではないからです。

 

建築基準法では全て荷重計算されて構造物が建てられています。

 

弊社では石材施工に一番適していると判断して使用しているパッキンは下記の商品となります。

厚み5mm 1枚耐荷重5t

厚み3mm 1枚耐荷重8.4t

厚み2mm 1枚耐荷重12.3t

その他1mmもあります。

 

5mmライナーはほぼ使いません、基礎の仕上がり精度が5mm以内で仕上げられることが多いからです。

また圧着張りとなりますので5mm以上になると圧着強度は弱くなり好ましくないです。

 

Q&A

【Q】5mm、3mm、1mmとありますが? 1mm以下の調整はどおしているの?

【A】1mmのゴムパッキンを4分1などに小さく切って調整してください。

 またライナーにアルミテープを張り付けます。(0.05mm)など種類があります。

 

 

【Q】石塔に入れている心棒は何を使用していますか?

【A】ステンレスケミカルアンカボルトM16mmです。

上台、サオの接合部に揺れ防止でナットをかまします。(石塔の穴は1寸になります)

長さの種類もありますが、ステンレスM16の長さ1メートルなど購入して都合により切断して使用することもあります。

切り口のバリはサンダーで面取りすればナットが入ります。

 

本来のケミカルアンカボルトの使用方法は下記のMUアンカーを穴に入れ

ステンレス棒を挿しガラスが割れるとA材B材が混ざり硬化する樹脂系接着剤ですが弊社ではコーキングボンドを注入して使用しています。

お墓の場合は上下に対してのアンカーになるので上部に液体のMUアンカーは使用できないからです。

 

 

その他便利グッズのアイテム紹介です。

高さ5mmまで調整可能で隙間に入れてパッキと折れる

墓誌垂直調整などに使用します。

 

また時間あればお伝えいたします。

宜しくお願い致します。

JUGEMテーマ:ビジネス

 

 

 

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